幸せへの寄り道

HSP・アダルトチルドレン・愛着障害でも幸せになる!!

去年まで精神年齢が17歳だった話


わたしは、カウンセリングに通うようになって人生が好転したと感じています。

そのなかで興味深い経験をしたのでシェアしたいと思います。

 

カウンセリングの3回目くらいの時にカウンセラーさんに聞かれました。

「今、自分は何歳って感じる?」

 

・・・「17歳ですかね」

なぜ!?!?

自分が一番びっくりでした(笑)

そこから10カ月くらいで27歳(今28歳なので、でもまだ追いついていない)になるまでに試したことを紹介します。

※タイトルでは精神年齢としていますが、上記のやり方で出てきた答えを私が精神年齢と表現しただけで、精神年齢の正確な判定方法とは異なります。

 

 

17歳:高校時代の自分を慰める

親の希望に従って、超進学校進んだわたし。

中学までは成績も学年で一桁をとっていましたが、自分でもあの進学校は自分のような努力型ではなく天才型がはいる学校だと思っていました。

でも、親が認めてくれなかったため県下一位の進学校へ進むことになりました。

そこからが、地獄の日々。

二年生の冬までに三年生の内容が終わるスピードなので、授業についていけず。

また頭がいい人が、スポーツも、音楽も、美術もなんでもできる人たちばかりで劣等感を育てていきました。

その時のままで止まっていた、私の心。

あの時を思い出して、あの時の劣等感まみれの気持ちになったときの、自分に想像のなかで会いに行きました。

そして言ってあげました。「頑張っているのは知ってるよ。よく頑張ったね。結果がでなくても、あなたが一生懸命やってるのは知ってるからね。偉いね、お疲れ様」

抱きしめながら、話を聞いてあげました。

ただただ、認めて、言葉をかけてあげます。

カウンセリングで、高校時代のつらさをピンポイントに見つけてもらいながら、一人でこの作業を繰り返しました。2か月くらい続いたかな。

 

19~21歳:大学時代の寂しさを埋める

気づいたら19歳になっていました。

看護大学に通っていたため、19~22歳は看護学科の思い出でした。(18歳は一般教養のみで暇してた)

大学の看護学科はふつうに高校のように、フルコマ(すべての時間割が埋まっていること)で授業で、席もずっと同じ。

また、実習の事後学習などでグループワークも多く、わたしは「自分の意見なんて必要とされてない」と思う、思考の癖があったため本当に居場所がなく感じていました。

なんとか仲良しグループを作るも、旅行ではうまくみんなの会話の輪に入れなかったり・・・。

集団の中で感じる、孤独感がよくありました。

なので、また想像のなかで、頑張って発言した自分の隣に座って、励ます。褒める。勇気づける。

あなたは一人じゃない、わたしがいるよって伝え続けました。

 

24歳:誰にも愛されない孤独を慰める

過去を消化する作業は、とても消費します。

このころから、本当にゆっくりと、やりたいと思った時だけ、作業を進めていきました。

24歳では、誰かに愛されて心の穴を埋めることを知り、結局捨てられ、大きな穴が開きました。新しく、穴を埋めてくれる人を探しますが、誰も私を愛してくれない。

自分に何かを付け加えないと愛されないんだと思って、自分磨きを頑張る自分に、語りかけます。

「あなたは、頑張らなくても、したいことをしてても、正しくならなくても、かっこ悪くても、そのままでいいよ。あなたという人間が好き」

想像の私はびっくりしていました。

 

26歳:愛を失う不安に向き合う

心から好きだと思える人と出会った、26歳。

この人と一緒にいたい、そう思えば思うほど、幸せになればなるほど不安になりました。怖くて仕方なった。

いつか、この人は私を捨ててしまうのではないかと。どうしたら、愛は一生続くのかと。わたしは、どんどん輝きを失いました。

あの時は、なにがそんなに怖いのかわからなかった。

「どうして、不安なの?教えてくれるかな」聞いてみます。

「また、一人になるのが怖い」「どうして?」

26歳のわたしと会話をし、孤独への不安を埋めていきました。

 

そして今

私は体感27歳です。

実際は28歳ですが・・・。

でも、いまはそれでいいかなと思っています。

精神が27歳の自分を悪いとは感じません。

ほとんど限りなく、今の自分に近いと感じています。

 

最後に

過去のわたしが、だれか信頼している人にこの言葉をかけられたら、もう少し楽になれたんじゃないかなと思う、言葉をご紹介します。

これは、仕事のことでうまくいくか不安がる私に夫がかけてくれた一言です。

「大丈夫。不完全なままの君でいいんだよ。わかんなかったら周りの人に聞いて。君のことは必ず誰かが助けてくれるからね」